数年前からライトショアジギングを始めて、コレぐらいのタックルがあれば十分楽しめるだろうと思える組み合わせ。
もちろん、タックル購入資金が潤沢な方は高いものを買い揃えたら良いと思います。
自分のような、それほどお金をかけられない、でも岸からメタルジグを投げて青物とか釣ってみたいと考えてらっしゃる方の参考になれば…と思います。
ちなみに狙う魚は、大サバ(40cm前後)、ソウダガツオ、ショゴ(カンパチの幼魚)、ワカシ、マゴチ、ヒラメなど。
ロッド
現在使用しているのは、メジャークラフトのKGエボ(KGS-1002M)です。
ライトショアジギングは、そこそこ長くて硬めのバスロッドでも出来ます。自分も最初は6.5ftのミディアムヘビーのバスロッド(スピニング)で頑張っていました。実際マルソウダやショゴを釣ってます。
が、ある程度釣り慣れてくると、『飛距離』が欲しくなります。もっと遠くにジグを飛ばしたい、目の前のナブラを直撃したいと必ず思うはずです。
単純にロッドが長ければより遠くへ飛ぶワケではありませんが、やはり長い方が有利です。
自分はいろいろな10フィート前後のロッドを探してましたが、このロッドがナチュラム(
アウトドア&スポーツ ナチュラム)で定価のほぼ半額ぐらいで販売していたので購入。
PEラインを使うので、ガイドは絶対にSiCガイド。ライントラブルを最小限にするために絶対Kガイド。いくら出費を抑えたくても『Kガイド』だけは必須でした。それぐらいライントラブルがない=メタルジグが切れて飛んで行く事がなくなります。
ショアジギング用ロッド、ライトショアジギング用ロッドもありますが、シーバスロッドでも十分釣りが出来ます。10フィートはおよそ3メートルです。バスフィッシングから入ったアングラーには数字だけ見ると長く感じるかもしれませんが、浜に立って使ってみればわかります。全然長く感じません。
もし今もう一本ロッドを買うなら、たぶんコレを買います。
Daiwa シーバスハンターX 100MH
長さもガイドも、そして値段も自分の条件を満たしてます。
リール
現在はダイワ フリームス2508R-SHを使用してます。※だいぶ前にカルディアの2508R-SHを使っていると書いてましたが誤りです。
ライトショアジギングを始めた頃はPEの2号を使ってましたが、もっと細く出来る、そうすればもっと飛ぶはずと考えてPEの1.5号の導入を決め、PE1.5号が150mも巻ければ十分だろう、それでハイギアならもっと速くジグをリトリーブ出来るし!と考えてこのリールを購入しました。
これまで何年も使用していますが、特に問題もなく継続して使っています。ただ、自分にはT型ハンドルがどうも合わず、ノブだけパワーノブに交換したいけどバランス的に微妙かな…と思っていて、また、遠投して着水と同時に魚をかけて、大サバやソウダぐらいならドラグを鳴らすことなく魚を寄せられるんですが、もしワラサクラスがかかったらライン150mじゃ足りないかもしれないとか、実際150m巻いたとしても、ラインを結んだり切ったりしていれば少しずつ減っていくわけで、もっとラインキャパシティが多い3000番台のリールの導入を検討してます。
このクラスのリールならライトショアジギングもシーバスもこなせます。
Daiwa 15フリームス2508RH
ライン
ラインはPEです。
ナイロンやフロロでも出来るんでしょうが、飛距離、ジグの扱い易さ、強さを考えたらPEラインとナイロンかフロロのショックリーダーの組み合わせが一番だと思います。ナイロンは紫外線や海水での劣化があるし、フロロは強いけど硬い。PEは高いと言う方もいらっしゃいますが、一度巻いたら扱い方さえ間違わなければ2年越しでも使えます。
現在はラパラのラピノヴァXの1.2号を使ってます。
ラパラ ラピノヴァX マルチゲーム
使い続けていればコーティングも色も多少落ちますが、使い易いしコスパも良い。
ライトショアジギングで使うラインの太さ、よくネットで議論されてるのを見ますが、大サバやソウダガツオ、ワカシサイズを主に狙うなら1~1.5号で良いのではないかと思います。ワラサクラスを狙う方ならもっと号数をあげるでしょうし、もっと細くても余裕で釣れるよという方もいると思いますが、これからPEラインを使って釣りをしようという方にあまり細いラインを勧めると、リーダーを結ぶのが億劫になるんじゃないかなと思います。PEラインは太い方が結びやすいので。
ショックリーダー、自分は25lbのフロロを使っています。
ナイロンの16lbやフロロの20lbも試しましたが、キャストでジグが飛んで行ったり、ファイト中に切れたりしたので、今まで何のトラブルもない25lbのフロロで落ち着いてます。
ボクは釣り歴はそこそこ長いですが、海、ライトショアジギングはまだ初心者みたいなものです。
続けていけばタックルも変わるかもしれませんが、これまでいくつかのタックルを試して、実際に釣った上でこのようなタックル選択になりました。
出来るだけ安くタックルを揃えて、ショアから青物を狙ってみたいという方の参考になれば嬉しいです。