バスロッド×コイのPEラインを考える

raytot

2010年03月04日 11:13

昨年バスロッドで釣り上げた88センチのコイ。

これは1号のPEラインとライトアクションのスピニングで釣りました。

釣り上げたのは嬉しい思い出ですが、懸念する要素が多かったのも事実。

そもそも、釣り場はラインをいくら引き出されても構わない大海原ではない。

近くには他のアングラーもいる。 水中にはロープや岩もある。

正直、魚をコントロールする余裕は全くありませんでした。

ロッドの限界とラインの限界、双方ギリギリのところでのファイトでした。

要は、それ以上の魚は釣れないという事です。


さて、今シーズンはさらなるサイズアップを目論んでいます。

単純にラインを太く=強くするだけではダメですよね。

ラインを太くしたからリールのドラグを締める=ロッドが破損する。


流れとして、6.5フィート、ミディアムヘビーのスピニングロッドを作りました。

これによってラインを太くすることが出来ます。

が、ここで問題。

『ディスタンス(魚との距離)』の問題です。

基本的にサイトフィッシングです。

コイも賢い魚なので、人間との距離にシビアです。

記事を書きながら今思いました。

『そんなにマジメに考える程難しい釣りか?』と。

えぇ、難しいですね、やろうとしている事は。

5~60センチのコイを遊びで釣るのとはワケが違います。

遊びたいだけなら、トラウト用のULロッドと4lbラインで十分ですから。

『自分の眼で目視できるメーターオーバーのコイの口元に確実に自分のエサを届け、吸い込んだ瞬間に確実にフッキングし、
こちらが魚をコントロールし、絶対にラインブレイクせずにランディングし、元気な状態のままリリースする』

やってみてください。

難しいですから。

話が少し逸れましたが、言いたいのは、

目的のポイントに正確にキャストする為に、風の影響を軽減する為に可能な限り細いラインであり、なおかつメーターオーバーのチカラに屈しない強いライン。

ここはやっぱりナイロンやフロロといったモノフィラメントラインではなく、PEラインでしょう。

ライン自体が軽い分、風の影響は一番受けますが、そのデメリットを超える、細さと強さというメリットがありますし。

プラスアルファで考えるなら、ラインの位置を把握する為にホワイト系カラーのラインと、魚に見えづらいと思われるカムフラージュカラーのラインと、どちらがベターなのかです。

さて、PEラインの何号にしましょうか…?

実際フィールドで使わないとわからない事も多いので2、3種類用意した方が良いのかも。

タックルは『バランス』が重要ですからね……



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