自分が釣りを始めたのは5歳の頃。
釣りを教えてくれた父親から離れて自分で釣りへ行くようになってから20年近く経ちます。
昔は「釣り糸」という認識で、そこに太さの違いは求めても「素材」の違いは求めなかったです。ただ、バス釣り用ラインとして「ナイロン」しかなかった時代でしたが。。。
バス用ラインの進化と同じスピードで自分の使うラインも進化していきました。
ナイロン→フロロカーボン→PE(ポリエチレン)という感じ。
途中釣りをしなかった時期がありますけど、それでも今持っているタックルには各素材が巻いてあります。
このブログでも、何度かラインについて触れてきましたが、
「たかがライン、されどライン」です。
ラインがなければ釣りは成立しません。
ラインの太さ、ポンド数、素材、こだわっていけばきっとお気に入りのラインが見つかります。
ナイロンライン。
ナイロンはおそらく「釣り糸」に向いている素材なんでしょう。昔から現在まで常に販売されているラインですから。
ナイロンと言っても、いろいろな原料を加工しているので、メーカーやそのラインの性格で硬さなんかは違います。「ナイロンだから柔らかい」と思って買うと意外と硬いものもあったり…です。
ナイロンの特性は、ご存知の通り「伸びがある」こと。
感度云々で言ってしまえば、フロロやPEに分があることくらいは誰でもわかります。
でも、魚釣りというものは、「アタリ」さえ判れば釣れるってほどカンタンなものじゃありませんよね。
アタリ(バイト)があったら「アワセ(フッキング)」、その後は魚の「引き(ファイト)」があります。
そういう釣り全部を引っ括めて考えると、ナイロンはやっぱり釣り向きなんです。
フロロもPEも、感度がある=伸びがない分、瞬間的な引っ張りに弱かったりします。
一瞬に大きなチカラが加わる(ビッグベイトをフルパワーでキャストするとか?)時に切れた事ある方結構いるはずです。あとアワセ切れとか。
まぁとにかくです、ナイロンは巻グセをそれほど気にする必要もなければ、リーダーを結ぶ必要もない(バスなどに限れば)。扱い易さはやっぱりピカイチなんです。
それからラインの値段。
フロロやPEに比べたら安い。
お財布にも扱い易いナイロンライン。
東レ ソラロームⅡ スーパーストロング