いよいよ冬、そして大掃除の時期がやって来ました。
我が家でも年末は大掃除をしますが、今回は窓に接着した両面テープの剥がし方を書こうと思います。
以前パチンコ屋さんで働いていたことがありまして、その頃はPOPやらイベント告知のポスターやら、いろいろなものをいろんな場所に貼り付けては剥がすことが多かったです。
その頃から両面テープ剥がし、シール剥がしは好きで、いかに傷を付けずに綺麗に剥がすかを模索したものです。
さて、今回は両面テープ。
最近は断熱目的でリビングや部屋の窓にプチプチを貼るご家庭も多いと思います。
我が家では数年前に取り入れたんですが、水貼りタイプと安いそうでないタイプを購入しまして、水貼りタイプはもちろん水を吹き付けて貼りましたが、安いヤツはガラスに直接両面テープを貼ってプチプチを貼り付けました。
当然ながら外からの見栄えが悪いのですが、道路沿いに面したガラス窓なので結構目立ちます。
そろそろ水貼りタイプにしましょうかということで、まずは古い両面テープを剥がす作業となりました。
ちなみにこの両面テープは、合繊布とゴム系粘着剤を使用した強力なヤツで、日差しなどのせいかだいぶ劣化、完全に乾いてます。
爪でガリガリやってもどうにもなりません。
なので、これまでの経験で必要とわかっているものを買いました。
ニトムズ テープはがしカッター T087
エーゼット(AZ) 超強力ラベルはがし「雷神」420ml#951
シール剥がしにはスクレーパー(へら)を使うことが多いと思いますが、セロテープみたいな見た目の両面テープならシール剥がしを塗ってスクレーパーでちょっとカリカリすれば取れるんですが、今回はゴム系粘着剤を使った強力な布両面テープなので、プラスチック等で出来たスクレーパーでは刃が負けてしまいます。
また、今回は接着している部分がガラスなので、金属製のスクレーパーを使うと、ガラスに傷が入ります。
ガラスより柔らかく、粘着剤に負けない素材があれば良いのですが、今回は二トムズのテープ剥がしカッターが一番良いかな…とコレを買いました。
この二トムズのやつ、刃の左右両端が完全に刃物のように鋭く、刃全体に角がない。
更にしなるので、力の加減がしやすく、ガラス面に対して刃を密着させることができます。
なのでガラスに傷がつきにくい。
道具が揃ったら、次は実践。
古い断熱用プチプチを外します。
これが乾いた強力両面テープ。
刃をしならせて、テープとガラスが接着している部分に刃が入るように当てます。
削るというよりは『スライス』する感じと言いますか、刺身を切り分ける感じ?
刃を上下にスライドさせて、少しずつ両面テープをガラスから剥がしていきます。
見てください。
ガラスとテープの接着面に刃が入ると、こんな感じで綺麗に剥がれていきます。
最後はこうやって綺麗に剥がせます。
しかしながら、どうしても多少粘着部分が残ってしまうので、これは刃をうまく使ってカリカリ取り除きます。
シール剥がしを塗布して5分以上放置してからの方が除去しやすいかなとは思います。
テープのほとんどを二トムズのテープ剥がしカッターで剥がして、残りの部分はシール剥がしを使用して剥がす。
金属をガラスに当ててカリカリやることに抵抗があるなら、プラスチック製のへら(自分はプラスチックの下敷きを適当な大きさにカットして使います)の方が良いと思います。
少なくとも、金属製のスクレーパー(へら)でカリカリは避けましょう。
※今回の両面テープの剥がし方は、経験を踏まえた上で自己責任で行ってます。この記事を読まれて実践されて傷が付いた、壊れてしまった等に関しては一切責任は負えません。 自己責任でお願いします。
また、シール剥がしの多くは有機溶剤を使用しています。使用する際には換気を十分に行い、お子さんやペットなどは近寄らせないでください。
二トムズテープ剥がしカッターの刃部分は、大変鋭くなっています。お子様の使用はオススメしません。