2022年06月21日
ラインを考え直す

急遽琵琶湖へ。
琵琶湖で釣りたいなら琵琶湖で練習するのが1番という理由で。
結果、チャターベイトでは初めての超ショートバイト一回とフリーリグのギルバイトのみという魚からの反応でしたが、非常に勉強になる釣行でした。
何が勉強になったか。
それは、ラインです。
1990年代、フロロカーボンライン、東レのスーパーハードを使い始めてから、スピニングもベイトもフロロ一択でした。
根ズレに強いからとかではなく、感度がナイロンより良かったからです。
ナイロンと比べて劣化が少ないことも理由かもしれません。
しばらくぶりにバスフィッシングを始めてからは、スピニングはPE、ベイトはフロロ。
自分のラインチョイスはそこで終わりでした。
あるとすれば、ベイトにPE導入ぐらいかなと。
ただ、常々気にしていた事がありました。
PEの高感度とフロロの重さは、本当にコレがベストなのかなと。
スピニングでPEラインを弾きながら、この振動はバスにどう伝わってるのかなとか、フロロは重たい気がするけどまぁこんなもんかなとか、考えはすれど、そこにナイロンを試そうという気持ちはサラサラなかったです。
ですが今回、琵琶湖の賢い魚はラインの様子をバイトするか否かの判断基準にしているかもしれないという話を伺って、ラインそのものを見直す、考え直すきっかけとなりました。
最近のフロロカーボンラインはクリアなものが多いですが、水中で完全に見えなくなるとは思ってませんし、ラインが水中を動く音も、バスは感じるんだろうなとは思ってました。
ラインを細くすれば、見えづらくはなるでしょうし、音も減るのかもしれません。
でも細くすればバイトしても切られるリスクは太いラインより当然高くなるわけで、じゃあやっぱり今のままでいいかと、そこで考えることを止めてました。
今回の琵琶湖釣行で、バスはルアーから出ている透明なラインが動いているとバイトしない、特に見せて口を使わせる釣りではその傾向が強いのかもしれないと考えました。
そこまで考えなくても釣れるバスも当然いますが、ラインのせいで釣れないバスもいるはずです。
と、ここまで考えて、じゃあどうするかです。
ナイロンラインを試すことにしました。
じゃあちょっとナイロンライン巻いてあるタックル使ってみるかと試したんですが、久しぶりに使って感じたのは、その軽さとなめらかさ。
長い間フロロが当たり前だったせいか、ナイロンラインがこんなに軽くてライン捌きが楽な事を完全に忘れてました。
そこから昔の自分の釣りの思い出を振り返り、そういえばフロロ使う前の方が釣れてたな…とか考えてしまいました。
ラインをフロロからナイロンに戻せば釣れるのか。
そんな簡単な話じゃないとは思いますが、ナイロンの特性、フロロとの違いは、おそらく釣果で多少なりとも違いが出ると思います。
ナイロンは、フロロと比べてしなやかで軽く、そして少し伸びるんです。
高感度こそが一番!ではないのかもしれないです。
2022年06月09日
狙って仕掛けて釣る

今真剣に勉強してる最中のチャターベイト。
個人的にはジグのアイにブレードが直接付いているものが好きです。
さらに言うと、ブレードがヘッドに接触するものが好きです。
ジャックハンマーがそれです。
アイとブレードの間にスプリットリングが入っていたり、ブレードがヘッドから離れているものは使いません。
ブレーデッドジグを、ブルブル振動するラバージグだというイメージで説明しているサイトや動画もありますが、個人的には釣れる要素は振動だけじゃなくて、ジャックハンマーや自分が使ってるチャターベイトが出す振動以外の要素が大事だと思ってます。
あくまで個人的見解です。
狙うとは、バスがどこに(水深やストラクチャー)居るだろうと想像して、自分が思うゾーンを自分でルアーをコントロールして通す事だと思ってます。
仕掛けるとは、狙うステップの中で、自分でルアーをコントロールしてバスにバイトさせるよう仕向ける事だと思ってます。
狙って仕掛けてバスがイメージ通りにバイトしたら、そのバイトをミスなくフッキング、アゴをバーブを超えて突き刺すようにしっかりと合わせてファイトする、ここまでできると、バスのサイズを問わず満足感が得られます。
チャターベイトを使い始めてまだ経験値は高くないですが、こうやって書けるぐらいの自信は付きました。
ルアーのウェイトやカラーは変えますが、ブレーデッドジグという枠の中でこのルアーは波動が弱いとか強いとかいう論理で他のメーカーのブレーデッドジグを使う事もしません。
チャターは波動が強いからスレると言う方もいますが、僕はそうは思ってません。
バスは、毎日記憶をリセットするようなバカじゃないです。
ルアーをルアーだと認識しているし、ボートの音やエレキ、魚探の音で人が近づいてきた事も分かってると思います。
そもそもチャターベイトでスレる前にルアーでスレてます。
ルアーにスレてるから、より本物のベイトに寄せるのが考え方として一般的なのかもしれませんが、だったらエサ、ライブベイトで釣った方がよっぽど釣れる気がします。
バスがルアーにバイトするのは、エサだと認識して口を使ってると過去ずっと思ってましたが、違いました。
ルアーをルアーとして使う事を覚えると、ルアーフィッシングはとても楽しいです。
2022年05月29日
アングラーを釣る

ルアーをルアーとして釣るように意識するようになってから、メディアでのルアー紹介、解説を見聞きするたびに疑問が湧いてきます。
今日はチャターベイト(ブレーデッドジグ)を紹介する動画を観ていましたが、波動強め弱め、ちどるちどらないで分類してました。
最終的には各社から出てるチャターをその時の状況で使い分けましょうだそうです。
釣れる釣れないを、ルアーのせいにするという事ですね。
コレを使って食性に訴えると言いながら、同じものでリアクションで食わせるとか言って、じゃあその一個でいいじゃんと思ってしまいました。
ルアーはルアーです。
バスが食べてるものに寄せて釣りたいなら、エサ釣りでいいし、その方が目的の魚を食わせて釣れるはずです。
ルアーメーカーや販促要員的な方々は、ルアーを売るのが仕事です。
なので、購入する立場にいるアングラーがこれなら釣れそう!と思ってくれるように説明、アピールするものです。
面白いですよね。
僕はルアーをルアーとして使うようになってから、以前より釣れるようになり、釣れた時の喜びも質が違うものになりました。
ルアーフィッシングは楽しいです。