バスプラ
バスロッドで色々な魚を狙ってます。
他にもソルトウォーターの釣り、エブリィバン(DA64V)等、多様な記事を更新中!
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2022年05月23日
ジャックハンマーのタックル
エバーグリーンのジャックハンマーで使っているタックル。
エバーグリーンUSAの雷電73MHとシマノの20メタニウム、16lbのフロロです。
「ジャックハンマーにはグラスロッドがいい」とアメリカのバスプロは言いますし、実際雷電にはジャックハンマースペシャルの73HGが存在します。
でもあえてカーボンの73MHを使ってます。
グラスロッドの利点も分かるんですが、使い手が自分となると、グラスよりカーボンの方が向いてるからです。
アメリカ人のような体格とパワーのない自分。
7ft3inchのグラスロッドでジャックハンマーを投げてコントロールしてフッキングさせるのがイイというのは、あの体格とパワーがあってこそだと思ってます。
使い手が自分の場合、ウィードなどにタッチした感触を得ることが苦手な事や、弱いチカラでも確実にバーブまで貫通させる為に必要なストロークを考えると、カーボンの73の方が良いと判断しました。
ルアーから手元に伝わってくる情報と、こちら側からルアーに伝えるチカラは、タックルのセッティングで全然違います。
今までジャックハンマーではいろいろなタックルを使ってきましたが、自分には長めのロッド、硬めのロッドがイイと感じています。
リールの20メタニウム。
これは自分より長い間巻き物をしている方からのアドバイスで導入しました。
これまでは1万円台で買えるリールでずっとやってきました。
巻ければイイじゃんて発想です。
でも、ジャックハンマーをやるなら、シマノのメタニウムがいいとアドバイスを受け、その剛性がメリットだと教えてもらいました。
こちらに伝わってくる情報量が違うと。
これは実際使ってみて体感したらわかりました。
メタニウムの素材なのか構造上の理由なのかは分かりませんが、これまで使ってきたリールよりも情報量は上でした。
よく飛ぶとか巻き心地がイイとかではなくて、情報量です。
ギア比は7.2:1。
6だと遅い、仕掛けづらい。
8だと速く巻きすぎてしまうので、中間のHGです。
ラインはフロロの16lbを使ってますが、これは14に落とした方が使いやすいこともありますが、デカいのを狙って、ルアーをコントロールしながら出来るだけラインブレイクのリスクを避けたいという理由で16にしています。
16にすると、やはりラインが重くなり、レンジコントロールやフッキングが14より難しくなりますが、そこをカーボンの73というロッドの長さで補ってます。
PEも少し考えますが、PEにするとタックルセッティングがまたゼロからやり直しになるので。
ジャックハンマーなどの巻き物は、ただ巻いていれば釣れるとおっしゃる方もいますが、自分はそうは思ってません。
自分のルアーの動きやレンジをコントロールして、水中の情報を出来るだけ多く、正確に得て、バイトは確実にフッキングさせる。
ルアーフィッシング、強いて言えば狙って釣る、狙って釣れたと言いたいならば、ここまでしなきゃいけないんだと思いました。
ジャックハンマーが絶対釣れるとか、オススメ!とかは言いません。
ただ、ルアーフィッシングの魅力、ルアーを使う意味を教えてくれたのはジャックハンマーで、考えて使えば使うほど応えてくれるルアーです。
釣果重視、釣れなきゃ面白くないという釣りから、自分で選んで操作して、狙って釣る面白さを、少しでも多くの方に知ってもらえたら良いなと思います。