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バスロッドで色々な魚を狙ってます。
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2006年10月30日

バイオマスターMg vs ツインパワーMg/1000PGS

デッドスローリトリーブ。
要は超ゆっくり巻き。
自分ではゆっくりリトリーブしているつもりでも、水中では意外に早く動いている事が多いと思います。
このデッドスローが、例えば管理釣り場では釣果の決め手になることもあります。
バイト数はもちろん、釣れるサイズまで違ってくる事までありますよね。

シマノから発売されているバイオマスターMgとツインパワーMg(どちらも2006年モデル)では、HG(ハイギア)、ノーマルギア、PG(パワーギア)の3種類があり、機種やクラスで全てのギアタイプが揃っている訳ではないものの、狙う魚種別で使いやすい設定となってます。
今回は、そのバイオマスターMgとツインパワーMgの2機種を、両機種共に1000番クラスのパワーギアタイプ『1000PGS』で比較です。
定価の時点で1万円以上の差があり、どちらも2006年モデル。
バイオマスターMgと上位機種のツインパワーMg、その値段の差はどこにあるのでしょう?

メーカー発表のリール詳細を元に比較をしてみます。


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SHIMANO '06 BIOMASTER Mg 1000PGS
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定価:¥24675(税込)⇒¥17270(税込) 30%off


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SHIMANO '06 TWINPOWER Mg 1000PGS
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定価:¥37800(税込)⇒¥28350(税込) 25%off

※価格は2006.10.29現在のものです。

'06 バイオマスターMg 1000PGS / '06 ツインパワーMg 1000PGS
○重さ:185g / 175g
○ベアリング数:S A-RB×4、A-RB×1、ローラー×1 / A-RB×8、ローラー×1
○糸巻量(ナイロンライン):3lb 100m / 3lb 100m
○ギア比:4.3 / 4.3
○最大糸巻長:53cm / 52cm
○実用ドラグ力:1.5kg / 2.0kg

○主な機能&装備
'06 バイオマスターMg 1000PGS:
●超防錆表面処理した軽量マグネシウム合金ボディ ●プッシュボタン式ワンタッチスプール
●アルミダイキャストマスターギア ●SR-ワンピースベール 
●糸ヨレを抑えるA-RB内蔵チタンコーティングSRパワーローラー
●アルミ冷間鍛造マシンカットスプール(ダブルアルマイト処理) ●チタンコーティングステンレススプールリング
●超軽量マグネシウムワンタッチハンドル
●A-RBに更にシールドを施したS A-RB採用

'06 ツインパワーMg 1000PGS:
●超防錆表面処理した軽量マグネシウム合金ボディ ●リジッドサポートドラグ 
●ジュラルミン冷間鍛造SR-3Dギア ●SR-ワンピースベール
●糸ヨレを抑えるA-RB内蔵チタンコーティングSRパワーローラー
●アルミ冷間鍛造マシンカットスプール ●チタンコーティングステンレススプールリング
●アルミマシンカット極細ソリッドタイプのSR-ハンドル
●全ボールベアリングに錆に強いA-RB採用
●スーパースローオシュレーティングシステム ●衝撃や傷からボディーを守るSR-ガード
●衝撃や傷からボディを守り、デザインを引き締めるチタンコーティングSR-ガードフィン

今回両機種の1000PGSをチョイスした理由。
これは、管理釣り場で使われているラインのメインが3lbだとして、この3lbラインを100m巻きで購入してきて無駄なく巻ききれるからです。
そしてギア比が4.3:1というローギア。
まさに『管理釣り場のトラウトフィッシング』を意識したモデルです。
管理釣り場のトラウト=スプーンが代表的なルアー。このスプーンのデッドスローリトリーブをリールレベルで最適化する事で、リーリングスピードに意識を集中させる手間が省け、ラインにしか出ない様なトラウトの微細なアタリを逃さぬよう、バイトチャンスに集中できるわけです。

スピニングリールの話題として上がる『リールの自重』ですが、これはマグネシウムボディを採用して軽量化を図る他の上位機種の基準となる『200g』を大幅に下回っています。
これはバスやエギングで多用される2500番クラスよりもリール自体が小さいという理由もありますが、例えば2004年モデルにして最高級のステラ。このステラの1000Sが自重180g。これに対してバイオマスターMg 1000PGSは185g、ツインパワーMg 1000PGSは175gと、ステラと±5gレベルとなっていて、バイオマスターでは2005年モデル(1000S)から20g軽く、ツインパワーも2005年モデル(1000PGS)から20g軽い。これは両機種共にボディ素材をアルミニウムからマグネシウムに変更した恩恵でしょう。

さて、ではこの2機種の違いといえばどこでしょう。
主な性能、装備、特徴などは上記にある通りですが、実際に釣りをする上での『差』はどこでしょう。
ボールベアリング数ではバイオマスターが5個、ツインパワーが8個となっています。
この差は釣果に繋がるでしょうか?
もちろん、細かい部分に関してのこだわりというか、装備はツインパワーの方が充実しています。
外観にも関わってくるハンドルも、バイオマスターはワンタッチ式のもので、ツインパワーはアルミニウム製のマシンカットタイプです。
仮に最上位であるステラを基準にしたとして、2006年モデルのツインパワーMgは既に自重でステラを超えました。機能面でもステラに劣らないと思います。
2006年モデルのバイオマスターMg。こちらはツインパワーMgから省ける部分を省いてコストパフォーマンスを意識したものだと思われます。それがSR-ガードフィン、SR-ガードであり、マシンカットハンドル、そしてA-RB数の差、ドラグシステムとオシュレーティングシステムではないでしょうか?

だとするならば、その省いた部分がどれほど『魚を釣る』ことに影響するかを考えます。
極端な話、ルアーをキャスト出来てリーリングが可能であればリールです。
スピニングリールに関して言えば、そこにスプールの良さ、ラインローラーの良さ、ドラグ性能などの要素を求めます。 ライントラブルの少なさ、リール内部やハンドルの回転の滑らかさも求めるでしょう。
ですが、今回の2機種を比較してみると、スプール、ラインローラーの性能はほぼ同じ。
ツインパワーMgにはあってバイオマスターMgにはないもの、釣果に関わるとするなら、それはリジッドサポートドラグ、スーパースローオシュレーティングシステムでしょうか。
3lbラインという細いラインを使用するエリアフィッシングで、可能な限り飛距離を伸ばし、予想外の大物のファイトにも対応できる、そういったプラスαな部分、本当に小さな違いかもしれませんが、それが結果に大きく影響する事があるのも釣り。
およそ1万円という価格の差は、リールの名前の差ではなく、このプラスα的な部分だと、そう思っても良いと思います。
普通に管理釣り場へ赴いて釣りを楽しむ、そういう方にはバイオマスターMgで十分です。
トラウトフィッシングで「これは必要」と言える部分は全て備えています。
その釣る楽しみを追求していくと、いずれツインパワーMg、ステラという上位機種が欲しくなると思いますが。

自分の場合、ワンタッチ式ハンドルはもう所有しているので、マシンカットハンドルを装備するツインパワーMgに魅力を感じます。 リール内部のパーツに関してはそれほど神経質ではないし、ベアリング数の差をハッキリ感じるほど敏感でもないので、バイオマスターMgでも普通に釣りが楽しめるでしょう。そうして結果、購入にリアルに影響する価格を吟味すると…バイオマスターMgを買うかな…
浮いたお金の分スプーンを揃えたり、ワンクラス上のロッドを選択したりすると思います。

SHIMANO公式サイト



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