バスタックルもそうですが、エギング専用タックルを探し始めると、どのロッドにしようか…と探せば探すほど迷って悩むものです。それも釣りの楽しみのひとつですが。。。
メーカーやブランドといったところも選ぶ際に鍵になりますが、デザイン、長さ、そして価格はホント重要な部分です。決して安いものじゃないですからね。

ボクはバスタックルでエギングをしていますが、もしエギング専用のタックルをエギングロッドをベースに組むとしたら、「適度な長さ」と「握りやすいグリップ」、それから「PE対応のローライダーガイド装備」をポイントにチョイスします。

わざわざエギング専用のタックルを組むわけですから、バスロッドにはないメリットがなければ意味が無いです。
適度な長さとは、「バスロッド以上の長さでありながら長過ぎない、思い通りにエギを操れる長さ」で、個人の感覚にもよるでしょうが、ボクとしては７フィートから８フィートが一番使いやすいと思います。
そして握りやすいグリップ。これはエギングが「アングラー自らエギにアクションを加えて釣る釣り」、ようはルアーフィッシングである以上はグリップ形状は重要という意味です。自分の手に馴染む形状のグリップであることで釣りに集中でき、無駄に疲れない。リールがしっかり装着できればそれでイイという方は別ですけども。。。
それからガイドですが、エギングはほぼPEライン使用が当たり前になってきてます。エギング用ナイロンやフロロもありますが、実際PEで釣ってしまうとPE以外は考えられなくなるものです。
そうなると、ガイドはやっぱりPEに対応、しなやかなPEラインが絡みにくい形状のローライダーガイドで、なおかつガイドリングはSiCになります。
バスロッドでもPEは使えます。でもジャーク後、アクションを加えた後にラインがガイドに絡んでいないかを注意する必要があるため、そこはやっぱりローライダーガイドの方が全然釣りやすくなるはずです。それからSiCガイド必須なのは、PEラインが熱に弱い事を考えたら当然です。激しくジャークした時、デカいアオリイカとのファイト時のラインの摩擦を考えると、本当にラインの強度を保って釣りをしたい、本当にアオリイカを釣りたいならSiCガイドじゃなければダメだと思います。

今回ピックアップした風神丸 EG78ML-Sは、風神玉で有名なアピアのロッドです。
7フィート8インチという絶妙な長さとバランスの良いグリップ、それからガイド。
ロッドのパワーもミディアムライトで、「ヘビー」や「ミディアムヘビー」が多いエギングロッドの中では比較的バスロッドに近い硬さ。これもバスアングラーがエギングに入る時には入りやすいメリットだと思います。

周りのエギングしてるアングラーが長いロッドを持ってたり、雑誌に載ってる著名人が8フィートオーバーのロッドを使っていると「エギングはやっぱ長い方が…」と思ってしまいます。
自分もそう思ってましたが、実際バスロッドで十分エギングが出来て、アオリが釣れる以上、長ければ釣れる、釣りやすいとは思いません。
バスロッドでなんでも釣ったるなんて、こんなブログを作ってしまった以上は、自爆した責任を負って、ボクはこれからもバスロッドでエギング頑張ります。。


アピア スパルタス　風神丸　ＥＧ７８ＭＬ−Ｓ

定価 24570円（税込）
⇒ナチュラム価格 22110円（税込）
※2006/03/23現在の価格です　

●長さ：7.8
●継数：2
●パワー：ミディムライト
●エギ：#2.5〜#3.5


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